2012年11月23日

正月のテレビ番組に!

先日の記事でケンミンSHOWの制作会社から問い合わせがあってから、その後の展開にソワソワ、ドキドキしていたところです(^_^;)

で、その後改めて問い合わせがあり、1月3日の正月特番で取り上げられることが決まったそうです!!しょーびき餅も全国区です!!


やりとりの内容は控えますが、放送当日が楽しみです(^^)/
正月のテレビ番組に!

ケンミンSHOWを見たことがある人ならわかると思いますが、地域限定の文化が全国区だと思い込んでいる人は結構いると思います。

たとえば、茨城弁の”ダイジ(大丈夫の意)”もそうです。”大事”ではないです。
県外では通用しません。

自分も含め、正月に『しょーびき餅』を食べる家では、放送を見たときに驚くはずです!!
茨城県だけのものだったなんて、、、そして、さらに驚くはずです。県内でも独特であることに。



4年前の真壁ひなまつりから、有志数名で取り組んできた『しょーびき餅』文化圏調査ですが、これを機に、有志数名で『しょーびき餅学会』を立ち上げることにしました。より一層調査が進展するでしょう!

で、この際なので、改めて『しょーびき餅』についてまとめておきます。

情報も随時受け付けてます。コメントなどでお寄せください!





『しょーびき餅』とは

一、茨城県の県西・県央地域の一部の家庭では、正月三が日の朝食は『しょーびき餅』を食べます。塩引鮭がなまって『しょーびき』となり、餅と合わせて『しょーびき餅』となったようです。地域や家庭によっては『しょーぴき餅』『しゃけ餅』『塩引餅』『鮭餅』『はしゃぎ餅』とも言うそうです。
二、切り身の塩引鮭を焼いて、そのほぐした身を、焼いた切り餅と一緒に食べます。餅に挟んだり、押し付けたりして食べます。
三、塩引鮭は、お歳暮でいただいた荒巻鮭の切り身が最適です。餅は切り餅で、年末に餅をつき伸しておいた餅を使います。
四、正月三が日の朝食は、お雑煮は食べません。おせち料理も出しません。納豆や海苔も使いません。『しょーびき餅』のみです。
五、『しょーびき餅』は、普段炊事をしている女性に正月三が日の朝くらいは休んでもらうため男性が用意します。
六、焼いた塩引鮭は一人一皿に取り分けます。家によっては、焼いた切り餅を一升ますに入れ、神棚にお供えした後に食べます。
七、『しょーびき餅』は一説には、戦国大名として有名な佐竹氏家臣の正月膳の一つであったようです。







『しょーびき餅学会』とは
一、『しょーびき餅』の謂われや食文化圏の調査を行うと共に、伝統文化の再発見、保存を目指しています。
二、会員は、『しょーびき餅』を伝統的な食文化として継承している方及び趣旨を理解していただける方です。



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Posted by いのししお at 18:14│Comments(8)しょーびき餅
この記事へのコメント
初めまして!本当に嬉しい気持ちでいっぱいです!!
今まで、何故ケンミンショーで取り上げられないのか不思議で仕方ありませんでした!以前私も投稿したことがあったのですが音沙汰なく・・・でも本当に本当に嬉しいです(´∀`)!!
放送が楽しみです!


私は、「鮭餅」と呼んでいます。
出身地は旧下館市、数百メートルで栃木県真岡市です。
鮭餅が全国区でないことを知ったのは、中学生の時です。
栃木県出身の先生から「その食べ方は邪道だど?」と言われ、クラス全体が大騒ぎでした。

旧下館市でも、母親の実家では食べませんしお嫁に来るまで知らなかったそうです。1kmほどしか離れていないのに。

小さい頃から不思議でなりません。
なぜごく限られた地域で、しかも海から遠い地で、お正月だけ食べるのか?
祖父母に聞いてもわからず、誰に聞いてもわからず、ネットでもわからず・・・

やっとこの記事の八番で「なるほど」と思えました!
しかし他の説もあるかもしれないんですね(゚∀゚)今後が楽しみです!

栃木県真岡市の、旧下館市よりの地域でも食べる人がいました。
Posted by 山田 真宵(25♀) at 2012年11月26日 16:10
山田さま>
コメントありがとうございます!

放送の件はインターネットの調査で引っかかったようです。
地道な活動(?)が実を結んだようです。
私も山田さんと同じように不思議でならなかったんです。
それで、地元の人や郷土史やらネットやら調べたんですけどなかなか核心にいたらず、、、といった具合でした。
仲間とイベントで試食会とアンケート調査もしました。

八、もそうですが、鮭の文化ともリンクするものではないかとも思います。荒巻鮭は昔から保存食とされていました。那珂川など鮭が遡上する河川も近くにありますし。”文化圏分布図”もご覧ください。
嫁いだ娘が生家にお歳暮で荒巻鮭を贈り、正月に食べ、初午には『すみつかれ』として鮭の頭を使いますし。

ネットで掲載していれば、いずれは核心めいた情報も寄せられるかな?と思っていました。まだまだ道半ばですが。

放送されれば、さらに情報が寄せられるかもしれません。そういう意味でも期待しています。
ちなみに、真岡市の近くの旧下館市ということで、樋口あたりで良いでしょうか?また、真岡市は旧二宮でしょうか?

山田さまも、『しょーびき餅学会』の会員として継続調査お願いします(^_^)
Posted by いのししお at 2012年11月27日 00:31
>いのししお様
私も学会員になってもいいのですか!?光栄です!!
今は仙台に住んでいるのですが、周りに勧めます(゚∀゚)!!

コメントを見て、鮭の文化論に納得しました!
ならば私も新巻鮭を実家に贈るべきなんですね!そんな文化だったとは、本当に無知でした!


どうやら勘違いをしていて、八七咲き街様のアメブロで「この情報も地図に載せて欲しい」とメッセージをしてしまいました;;
●樋口駅・折本駅全域
※旧下館中小学校・河間小学校・北中学校に該当する地域です
●真岡市は旧二宮で間違いないです!
Posted by 山田 真宵(25♀) at 2012年11月27日 10:53
山田様

八七咲き街さんとは一緒に活動していて、連絡取り合ってますので、さっそく伺いました。さっそく地図に反映します。

食文化を継承していて、趣旨を理解していていただければ会員です!
といっても、何のしばりもありませんし、何の箔もつきませんけどね(^_^;)
勝手に学会を名乗っているだけですので(^_^;)

文化論というほどのものじゃないですけど、鮭は生まれた川に帰るということでお歳暮に贈ると聞いています。

今後とも貴重な食文化を伝えていってください。
Posted by いのししお at 2012年11月27日 12:51
いのししお様

はじめまして!
「しゃけ餅」で検索してこのブログを見つけました。残念ながらテレビ放映は見逃してしまいましたが、那珂市菅谷の地域の一部の家庭(我が家を含む)でも、同様の風習があります。

これまで那珂川流域の県央部だけとずっと思っていましたが、県西部にもこれだけ分布していたとは驚きです。まとめてくださってありがとうございます(*^^*)

那珂川の鮭は、徳川光圀公が毎年朝廷に献上していたり、確か古代も大和朝廷に税金の一種として収められていたと思いますので、常陸の国の特産物だったのでしょうね。

我が家では「しゃけ餅」と呼んでいますが、明治生まれの亡くなった祖母は確か「塩引餅」と呼んでいたような気もします。

うちの地区でも、概ねここに書かれた風習なのですが、風習として違う点のみを列記すると、
(1)お茶を飲んで、干し柿を食べてから「しょーびき餅(しゃけ餅)」を食べます。
(2)食べ方ですが、鮭のほぐした身を餅の上に載せて食べるのではなく、餅を二つに割って、ベタベタした餅の断面を鮭のほぐした身に押しつけてつけながら食べます。
(3)焼いた切り餅を一升枡に入れて神棚に備えてから食べるという風習はありません。

それから、佐竹氏の家臣の風習の一つという一説は、いい線をついている気がします。もし、家臣全体での風習なら県北地区にも広がっているはずですし、佐竹氏が転封され家臣の一部がついていった秋田県にも残っているはずなので、そこら辺の調査が進めば全体像が見えてくるのではないでしょうか。

今後の進展を楽しみにしています!(^-^)/
Posted by むーみんパパ at 2013年01月07日 21:17
むーみんパパさん>

情報提供も含め、コメントありがとうございます!
文化圏マップに反映させていただきます。

たぶん、正月三が日の朝食べること。男手が用意すること。
焼いた塩引鮭の切り身をほぐして、焼いた餅と一緒に食べるという部分は共通しているんじゃないかと考えます。


後は個々の家庭のアレンジもあるんでしょうね。テレビに出演された家庭ではノリとか納豆とか、、、一緒に食べてました(^_^;)
自分の家では、焼き鮭の身をほぐして、やきもちに挟んで食べますし、食べれば当然小さくなりますので、今度は食べたところにほぐした身を押し付けて食べますよ。

神棚に上げるのは、実は自分ではなくヨメの実家のしきたりでした。というように、個々のしきたりなんじゃないでしょうか。それ以前にお供え餅は別にやってますし。
でも一升ますは木なので、焼いたお持ちの保温には最適ですよね。雰囲気も出てるし(^_^.)
今じゃ電子レンジなる文明の利器がありますし、炭火焼きが懐かしいです。

佐竹氏関連の風習については、知人が旧八郷の人から聞いた話がありました。
県立図書館で調べても、食べているという地域のことしか載ってなかったです。調べ足りないと思いますが。。。
その後、ネットで調べていたら、朝日出版の伝統食の辞典?や、作家の檜山良昭さんのコラムが出てきましたので、有力な説ではないでしょうか。ググッてみてください。

むーみんパパさんも学会員として継続調査お願いします。
Posted by いのししお at 2013年01月08日 12:33
ご無沙汰しております。
もうすぐ鮭餅が食べられるのでわくわくしております。Xmasよりお正月です。

母親から聞いたのですが、「嫁に行った長女が、正月実家に塩引き鮭を送る」風習があると言っていました。
うちの実家だけかもしれませんが・・・何かのお役に立てれば幸いです。
Posted by 山田 真宵 at 2014年12月02日 22:38
コメントいただいたのに返事が遅くなってすみません。
昔からお歳暮の定番は塩引き鮭ですね!
家からお嫁に行ったオバサンは、みんなくれました。
昔は年末から、4、5本は吊るしてありました。

しかも塩が吹き出ているやつですね!
新潟の村上が有名ですが、保存食ですね。

初午には、お頭を刻んで、すみつかれ、にします。
とことん食べたようですが、今はそこまではしていません。

また何か情報ありましたら教えてください!
Posted by いのししお at 2014年12月23日 13:50
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